快適性について
人それぞれ「快適」というのは、違いますよね。 私が思うには、「快適」という思う人の価値観や嗜好性、その
ライフシーンごとによっても、実は大きく異なってくるように思います。 快 適=癒しと考える場合、やはり優しい色、ナチュラルカラーなどが、癒されると感じることが多いでしょう。この場合、色の心理的影響は弱く、たとえば、赤み の優しい色は、ピンクですが、その色は、少しづつアドレナリンを分泌するように働きかけてくれますので、かーとなることなく、代謝がよくなり、適度なやる 気や動きをサポートしてくれます。 快適=楽しさと考える場合、逆に変化のとんだ、様々な色み、しかも明るく鮮やかな色たちが...周りに合ったら、身に着けたら、とても楽しくなりますよね。この場合は、とても色の心理的影響を強く受け、場合によっては、生理的には疲れることもあるかもしれません。その人の現在の目的に合っていれば、適度な刺激があってよいのかもしれませんね。 同じ人でも、このように、その時のライフシーンなどによっても「快適さ」は、違ってきます。 モノやコトをデザインする人は、この目的やシーンなどにより、ターゲットは何を望んでいるのか、どうなりたいのかによって、色彩のありように工夫が必要のようです(^^)