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モノやコトの感性価値創造の要素1

モノやコトを創造するとき、多くのデザイン要素が関わっています。 その要素は、「基礎形態」「色彩」「光」「空間」「熱」「音」「香」「素材感」などなど。

ダウンライトのみのリビング(DAIKO).png

**************************** その中の1つ「光」ついて 特に空間などの3Dの世界では、光の色、光束の在り方、光量、光の当たり方、光の動きなどで、様々な演出ができますね。 それらの事に考慮しながら、演出をしていきますが、最近の建築空間について革命的な可能性を与えてくれたLEDの照明についてレポートします^^ 基本的には、LEDは、他の照明に比べて、経済効率が良い、熱を帯びないという画期的な特徴がありますが、何年か前までは、青色のLEDが作れないという ことがあり、様々な色光が創ることができないというデメリットがありました。しかし、現在は、RGB、つまり、赤、緑、青の3原色が揃ったことで、様々な 色光を作ることが可能になり、温かみのある電球色から、青みも黄みもあまり感じない白色、より自然光に近い昼白色が実現できていますし、それらの中間的な 色光も可能です。 ◆住宅において 住宅におけるライフスタイルの在り方を考えますと、人間の生活リズムがとても重要で、朝、太陽が昇り、夜、太陽が沈み暗闇とともに眠るというリズムは、古 代の人間よりなみなみと受け継がれてきた生活リズムですね。それがとても自然なあり方とするならば、照明の在り方もおのずと部屋の照明は夜は白熱灯のよう な温かみのある黄みがかった色光がマッチングします。 けれども、現代の環境は、家族の中でもライフスタイルが多様化していますから、それに対応した光が必要になってきます。 例えば、受験期などの子どもは、すっきりした色光で、明るく勉強時に必要な本やノートの文字が見えやすいという照度も考えなくてはならなかったりします。 そうすると白熱色では眠くなってしまいますから、白色か昼白色の色光が欲しくなりますね。しかし、これらの光は、目がさえて、眠れなくなってしまう可能性 があります。 そこで、現在では、LED調光できるものが出回っていますので、それを採用すると、寝るときに白熱色の色に変換すれば、だんだんと眠気をいざなうことができます。 子ども部屋ではなく、親と一緒のリビングで勉強するという環境も増えているようです。その場合でも、この調光システムのものを採用すれば、簡単に光色を変化させて様々なシチュエーションを確保することができます。 ◆美術館などの施設において 特に、多くの、また様々な照明を使う施設では、LEDの効用はすごいものがあります。 経済効率ももちろんですが、熱を帯びないということで、美術品などを照らすのには、ぴったりなんですね。また、多くのLED照明を使っても暑くならないこ とから、館内の冷暖房のランニングコストも抑えられます。また様々な形の照明もお手の物ですから、点や面や線での演出も自由自在ですし、近くで光を当てる ことも、遠くからピンポイントで光を当てることもでき、本当に素晴らしいです。 光色も、そのモノの色を正確に見えるようにしたい場合は、演色性の良い光色を作ることができますから、これも大変素晴らしいLEDの機能です。

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